碓井菜央 Nao Usui ｜演出・振付

舞踊、演劇、ミュージカルなど舞台を中心に活動。やぎ座。私は舞台上で、踊り以外にも言葉を発したり歌ったりもします。けれどもダンスには、言葉以上の何かに出会える瞬間があります。言葉にならないアイマイなコトでも、音楽やリズム、そよ風に身を任せてみれば、身体は勝手に踊り出す。だから今も、踊っています。

日本女子体育大学舞踊学専攻卒業。2017年より振付集団「左 HIDALI」に所属。同年には劇団「ぼるぼっちょ」へ入団。2023年にパフォーマンス団体「チャパリアーナ」を立ち上げ、初の劇場公演が佐藤佐吉賞2023の最優秀演出賞を受賞。

小野龍一 Ryuichi Ono ｜音楽

新しい音楽に出会うために「作曲」という形で音の実験をしています。組み立てては壊して、すこしズラして、近づいては離れて…と音楽もいろいろな角度・距離から眺めてみると新しい発見があり、そのたびに「耳」が更新されていきます。コンサートなどで、そんな実験の時間をみんなで共有することも大好きです。


音楽家。1994年東京生まれ。東京藝術大学の作曲科を卒業後、同大学院美術研究科を修了。空間における音楽/音と人の関係性の「変奏」をコンセプトに、現代音楽・実験音楽家。音楽のフィールドから美術やパフォーマンスなど領域横断的な制作を行う。

ひびのこづえ Kodue Hibino ｜美術・衣装

コスチューム・アーティスト。私が服を作るのは、人がとても面白いと思うから。それぞれの違う体や動きを邪魔したり影響したりする服を作ったら、それぞれがどんな風に考えて動くのかを知るのが楽しい。みんなが生まれる前から、NHK Eテレ「にほんごであそぼ 」の衣装とセットデザインを担当しています。

静岡県生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。コスチューム・アーティストとして広告、演劇、ダンス、バレエ、映画、テレビなどその発表の場は多岐にわたるダンスパフォーマンス「WONDER WATER」、「FLY、FLY、FLY」などを展開中。奥能登国際芸術祭、 瀬戸内国際芸術祭参加。珠洲応援ダンスプロジェクト発足。

藤村港平 Kohei Fujimura ｜演出・振付

ダンスってなんだろう。動くこととは違う。跳んでも回ってもダンスになるとは限らない。しかし、何もしないで突っ立ってるだけなのにダンスなこともある。些細なことにダンスの種を見つけたり、ダンスじゃないものをダンスだと言い張る仕事、舞踊家をやっています。


東京、横浜を拠点に舞踊家として活動。2020年以降「身体は如何にして”舞踊する身体”としてこの問いの延長として「ダンスと音楽の関係性」に着目することからダンスの発生を問うことを再構築されるのか」という問いを出発点にリサーチや実験的なパフォーマンスを開始。また、目的とした作品の制作を行う。筑波大学大学院人間総合科学研究科修了。